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フリースのユニクロから
世界のユニクロへ

 
 

@フリースのユニクロから世界のユニクロへ
快進撃の止まらないユニクロであるが、ユニクロとして世界最大の店舗面積を持つ銀座店が、16日に開店する。売場面積5000M2で、巨大ウィンドウディスプレー、吹き抜け等のデザインを取り入れて、安かろう良かろう、という今までのユニクロブランドと一線を画す店舗になるようだ。又店舗も1階から12階までと半端なく広い。その戦略の1つが海外からの観光客需要である。特に中国からの観光客が銀座で買い物をする額はこの数年で飛躍的に伸びている。以前テレビのニュースのインタビューで見たのだが、とある中国人観光客にインタビュアーが次の質問をした。

“どうして円であるにも関わらず、価格の高い日本でヨーロッパのブランド品を買うのですか?(確かこのときはカルチェの時計)”

それに対するこの観光客の答えが良かった。

“日本の一流店では、香港や上海と違って、偽物をつかませられる事がないんだ”

笑えない事実である。偽物天国と言われる中国では、偽物を作るも中国人、だまされて損するのも中国人だ。その是非は別として、大金を手にした中国からの観光客が他国へ来て、そのような理由でどんどんお金を使っていくのも面白い経済循環である。さてユニクロも中国には積極的に進出しており、私自身上海、北京の店舗を訪れている。中国の市場の中にあってはユニクロの位置づけは、店舗の作り、洗練度、価格の面から中の上ブランドである。日本ではフリースのパンツが1,999円であればスーパーのバーゲン価格並であるが、中国ではそうではない。従って中国顧客のユニクロの位置づけは日本人のそれとは異なる。中国人観光客が大量に買い物をする銀座であれば、ブランド戦略を変えた店舗で彼らのイメージを壊さないことが大事になる。ここまでは正しいが、低価格で良いものを、という庶民感覚で成功を収めてきたユニクロが果たして別のブランド戦略でうまくいくのか、大きなチャレンジである。ブランディングは一歩間違えると、2兎を追うもの1兎をも追えず、になりかねない。又今回の様な店舗の維持費は高く、収益を圧迫する。今後のユニクロがどのように、日本で固定したイメージと海外戦略のバランとり、より幅のある企業になっていくのか、或は失敗するのか、興味のあるテーマである。

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