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エルピーダメモリの破綻の意味他

 
 

@エルピーダメモリの破綻の意味
DRAM生産で世界第3位のエルピーダメモリが会社更生法を申請して、事実上破綻した。今から13年前に、台湾、中国の半導体事業に対抗する為、日立製作所とNECの半導体事業を合併、その後三菱電機のDRAM事業も加わり、実質日の丸半導体会社になった訳である。その会社が立ち行かなくなり、約5000億円の負債を抱えて手を挙げた事は、世界のビジネス界における現在の日本の立ち位置を象徴している出来事である。半導体は産業の米と言われる商品であり、かつては日本が世界をリードして20世紀後半のエレクトロニクス産業を引っ張ってきた。その主役の座を失ったばかりでなく、日本連合として最後の決戦を望んだエルピーダが駄目になったのである。今まで日本が世界をリードしてきた分野で、今後も日本の衰退を見せつけられる事件が起き続けるであろう。

@AIJにみる甘さ
80社以上の中小企業がその年金の運用を委託していたAIJが2000億円近い資金を消失させた事件が新聞、テレビをにぎわせている。加入者54万人、受給者34万人という大規模な基金でその社会的衝撃の大きさをもの語っている。基金運用会社に第一責任があるのは当然だが、企業側も運営を任せっぱなしに、言い換えれば、放任していたのであろう。又、運用収益が常識ではあり得ない高い利率を提示されて、それを疑わないで任せる、という事が運用会社の好き勝手な活動に拍車をかけたと思う。これらの資金は戻ってこないであろう。被害にあった企業の一人一人の従業員こそいい迷惑で、今となっては後の祭りである。この事から、人任せのお金の運用は個人であれ、会社であれ、絶対にさけるべきで、常に自分の判断で運用を細かく監視する必要を意味している。

@原発停止と電気料金値上げ
昨年の震災以来、次々と原発が停止し、日本全国にある53基の内、今は2台のみが稼働しているが、その2台も春には定期点検で停止される。その後、再稼働の見込みは立っていない。必要な電力を得る為に各電気会社は、昨年より火力発電をフルで行っているが、この数週間世界の石油の価格が上昇しており、その結果4月より電気料金の一斉値上げを申請している。原発の危険を避ける事、安定した低価格で電気を供給する事という2つの大きな課題を如何に実行していくのか。日本の経済力の根幹の問題であり、明確な方針を示し、実行していかないと国力がますます弱くなるであろう。

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